CASE STUDY導入事例

遠州トラック

遠州トラック

所在地
本社:静岡県袋井市
従業員数
630名 (平成24年3月末現在)
導入
サービス
・マネージドサービス
業種
製造業

全社ネットワークのブロードバンド化とシステム運用のアウトソーシングで
システム部門は本来の業務に専念。

遠州トラック株式会社様は、静岡県袋井市に本社を構えるロジスティック企業です。三大都市へ好アクセスな本社近郊を中心に。総計100棟以上もの倉庫・配送センターを所有し、首都圏・中部圏・関西圏の国内はもとより、企業進出が進む中国までをも結ぶ強力な物流ネットワークを形成しています。総合物流業の豊富なノウハウを活かし、顧客の業種・業態に合わせた最適な物流ソリューションを提供することで、あらゆる顧客ニーズに挑戦しています。「IT時代のロジスティック・エンジニア」それが遠州トラック株式会社様です。

ネットワークの見直しとシステム部門の負担軽減が緊急課題

拠点数とデータ量の増大に伴い、ネットワーク全体の負担が問題となっていました。特にトラフィックが集中する主要拠点間の専用線はレスポンス問題が顕在化しており、新たな拠点を新設するたびに、ネットワーク負担を慎重に考慮する必要がありました。さらに専用線は、距離に依存する価格体系のため、遠方の事業所への接続コストも大きな問題となっていました。また、128Kbps以上の広帯域な専用サービスは非常に高価であり選択肢の狭さも問題と感じられておりました。一方、システム部門は各事業所からの問い合わせ窓口も兼ねていたため、問い合わせ対応、障害切り分け、ベンダー連絡など突発的に発生する保守業務が大きな負担となり、本来行うべき荷主様向けのシステムの企画・提案などの業務に集中することが困難となっていました。

ブロードバンドネットワーク構築とシステム保守のアウトソーシングを提案

そこで当社は、限界が迫っていたネットワークを全面的に見直し、光ファイバーとADSLを利用したブロードバンドネットワーク「ADSL端末多重サービス」を提案しました。また、本社主要拠点のサーバ群を当社のデータセンターに統合し、運用から保守までをサポートする「トータル保守サービス」と組み合わせてインテグレーションしました。これにより、ネットワークは新システムの構築や拠点数の拡大に対する柔軟性と高いコストパフォーマンスを実現し、システム運用においてもデータセンターの安全性、信頼性とともに経験豊富なシステム要員のノウハウを提供することで、より効率的な運用を確立しました。

ITインフラの刷新で更なる顧客ニーズに応える先進的なシステム提案へ

ブロードバンドネットワークの構築で、通信コストと保守に関わる運用コストの大幅な削減を実現しました。 強力なITインフラが整備されたことにより、ますます高度化する顧客ニーズに対応した先進的な物流ソリューションを提案できる環境が築かれました。

※本事例は記事制作時点ものであり、最新のご利用内容と異なる場合があります。あらかじめご了承ください。

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